こんにちは!羽瑠です(*^^*)
タロットには78枚のカードがあり、大アルカナと小アルカナで構成されています。
人生の大きなテーマを表すカードは大アルカナでしたよね。でも、大アルカナは22枚しかありません。つまり残りの56枚。タロットカードの約2/3が小アルカナということになります。
今回の記事では、その小アルカナ56枚にすべてのカードについて解説していきます。
カードの単体の意味だけでなく、スートや数字の意味も覚えることでよりスムーズに小アルカナを理解することが出来ますよ。
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小アルカナとは?
小アルカナは、タロットカードを構成する2つの主要なセクションのうちの1つです。もう一方は大アルカナです。56枚が小アルカナカードで、残りの22枚が大アルカナカードです。
小アルカナは、一般的なトランプカードと似たような構造を持っており、4つのスートに分かれています。これらのスートは、一般的に棒(Wand)、剣(Sword)、カップ(Cups)、コイン(Pentacles)と呼ばれ、それぞれ異なる要素やテーマを表しています。小アルカナカードには、各スートごとに10枚の数字カード(エースから10まで)と4枚のコートカード(ページ、ナイト、クイーン、キング)が含まれています。
小アルカナカードは、日常の問題、感情、人間関係、物質的な側面など、特定的なテーマ表現することに使われます。大アルカナカードは、人生の大きな出来事や重要なテーマを表すのに対し、小アルカナカードは日常の出来事や課題に焦点をあてます。
【スート】とは?
小アルカナは、一般的なトランプカードと似たような構造を持っており、4つのスートに分かれています。これらのスートは、一般的に棒(Wand)、剣(Sword)、カップ(Cups)、コイン(Pentacles)と呼ばれています。
各スートにはそれぞれエレメントが存在し、各スートの中で物語があります。
【数字カード】とは?
小アルカナは、各スート14枚から構成されています。1~10の数字カード呼ばれるものと、コートカードと呼ばれる人物を表すカードとなります。
タロットカードでは、数字カードの数字にも意味があります。では数字にはどんな意味があるのか説明していきますね。
【コートカード】とは?
小アルカナには、各スートごとに4つのコートカードが含まれています。これらのコートカードは、ペイジ(Page)、ナイト(Knight)、クイーン(Queen)、キング(King)の4つに分かれており、それぞれ異なる意味と特性を持っています。コートカードは、個人や関係性、特定の特性を表現するのに役立ちます。
☟各コートカードのキーワードはこちらをご覧ください。
コートカードが出たときは、コートカードのような人物像に近いような行動を起こすことがあったり、コートカードの特徴を持っている人からの影響を受けやすい傾向がありますよ。
タロットカードの種類について
タロットカードは、主に2種類のカードが使用されています。ウエイト版とマルセイユ版となります。
ウエイト版は、20世紀初頭にアーサー・エドワード・ウエイトとパメラ・コールマン・スミスによって制作されました。このデッキは非常に詳細でカラフルなアートワークを特徴としており、各カードには豊富なシンボルと情景が描かれています。
マルセイユ版は、比較的シンプルなデザインで、カードの背景色は通常白で、主要なシンボルや人物は黒、赤、青、黄色などの色でカードには一般的にタイトルと数字が表示され、シンボルやイラストは比較的抽象的です。
また、ウエイト版とマルセイユ版では絵柄と番号が異なる部分もあります。
今回は使用する方の多いウエイト版を例に解説していきます。
小アルカナ【ワンド】14枚のカードの意味と解釈ポイント
エレメント:火
テーマ:エネルギー、情熱、目標、冒険
ワンドは火のエレメントを司ります。テーマはエネルギーや情熱。ワンドの物語は、目標に向かって戦っていく物語となります。
では、各カードごとの解説をしていきますね。
ワンドのA(エース)の解釈
情熱の始まり・行動力
始まりへの抵抗・チャンスを逃す
ワンドのAは、情熱や冒険の始まり。Aカードの中でも1番情熱的です。何が何でも始めたいという気持ちがとても強く出るカードです。
一方で逆位置では、スタートラインに立ちたいと思っていても葛藤があって立つことが出来なかったり、チャンスがあるにも関わらずに一歩前に進むことが出来ないことを表します。
ワンドの2の解釈
方向性を決める・自立
方向が定まらない・計画が止まる
ワンドの2は地球儀をもって次はどこに向かおうかを考えているカードです。このことから方向性が決まることを表しています。進むべき道が自分でもわかっていることを教えてくれます。
一方、逆位置では何か考えていることがあっても前に進むことが出来なかったり、理想とは違う方向性の流れになってしまうことを表します。ですが、あなたはもう方向性は定まっているはずです。焦らずに理想に向かっていきましょう。
ワンドの3の解釈
協力者の出現・準備万端
無計画・物事が進まない
目標が決まったらあとは進むだけ!という気持ちのカードです。そのためには協力してくれる人が必要ですが、そんな時理解してくれる人が見つかります。
逆位置では、その段階で躓いてしまうかもしれません。なので次のステップに進みたいと願ってもなかなか進める事が出来ません。どんなに躓いても自分の理想の未来を忘れてはいけません。
ワンドの4の解釈
ひと時の幸せを感じる・安定感
不満があっても満足しようとする・現状維持
お城のそばで花を持った2人が迎えてくれているカード。まるで、ここは安心だよと言っているかのようです。ワンドの4は安定を意味するカード。エネルギーを蓄えるために少し休憩していきましょうと教えてくれています。理想を掲げるためには行動力は必要ですが、そのパワーはいつまでも続きません。安全な場所での休息は大切です。
逆位置では、不満があってもこの状況で満足しなければいけません。場合によっては、家族間に亀裂があっても見て見ぬふりをしていることもあります。
ワンドの5の解釈
理由のある戦い・競争心
無駄な戦い・物事が進まない
ワンドを持って戦っている人々。ですが、この戦いは無駄ではありません。いままでの価値観を壊し新しいものを手に入れることを表しています。人の価値観は皆同じという訳ではありません。人それぞれ価値観が違うけれど、議論して取り入れることが出来れば、新しいものを手に入れることが出来ます。
逆位置では、議論が進まずに皆がバラバラなことを言ってしまって収集がつかなくなります。目標を達成するには様々な意見を取り入れる事も必要なことだと教えてくれるカードです。
ワンドの6の解釈
勝利・成功を収める
未完成・達成感がない
馬に乗り月桂樹をかぶる男性の姿。まさに勝利を象徴するカード。ただ、この勝利は本当の勝利や成功ではなく、途中経過。それでも運はこちらの味方です。チャンスを活かするかが重要です。
逆位置では、完成していない状態なので、不完全燃焼な感じ。なので、素直に喜ぶことができません。ただ、いまはあくまでも通過点。これから先情熱を継続しながら続けていけるかが鍵となります。
ワンドの7の解釈
挑戦する・立場を守る
役割を降りる・失敗を恐れる
6本のワンドが来ることに1本のワンドで耐えている状況。ひとり高い場所にいるのは、自分の位が高くなっていることを表しています。下からの意見に対応したり、ライバルが現れて戦ったりと大忙し。ですが、立場を守りたいと一生懸命です。
逆位置では、そのプレッシャーに耐え切れず、役目を降りたり、逆に高圧的態度で接してしまったりすることもあります。高い位置にいることは大変なことですが、それでも諦めず戦い続けます。
ワンドの8の解釈
急な変化・予想外
タイミングが合わない・邪魔が入る
ワンドだけが8本横から流れるかのように出てくるカードには、変化や予想外の出来事を表しますが、決して悪い展開ではありません。この変化がさらにいい展開へと導くチャンスになってくれますよ。
逆位置では、トラブルによる妨害があったり、タイミングが合わないことを表します。いずれにしても何かしらはおきる可能性があります。タイミングを逃さないようにしましょう。
ワンドの9の解釈
警戒する・用意周到
忍耐の不足・準備不足
ワンドに囲まれた男性が注意深く警戒しています。男性は頭を怪我をしているみたい…。傷を負ってでも守りたいものがあるのかもしれません。ワンドの9には、警戒することや、用意周到に備えて守り抜くことを表しています。
逆位置だと、準備が足りずに混乱してしまったり、同じ失敗を何度も繰り返してしまうことがあります。無理に動かないことも何かを守るためには必要な時があることを教えてくれます。
ワンドの10の解釈
頼らず進む・手いっぱい
限界を感じる・解放されたい
10本のワンドを抱える男性の姿です。耐えようとしているもののプレッシャーや重圧にいつまで耐えられるのか…。ワンドの10には重圧やプレッシャーに耐えることを表します。このカードが出たときはひとりで抱え込みすぎていないか?ということを改めて考えてみる必要があるかもしれません。
逆位置では、状況が限界に近付いており、解放されたいと願っている暗示かもしれません。途中で放棄してしまうこともあるかもしれません。いずれにせよ、自分だけでなんとかならないことはありますから、誰かに相談してみてくださいね。
ワンドのペイジの解釈
伝達・冒険心
試行錯誤・悪い知らせ
メッセンジャーの役割を果たす少年がワンドのペイジです。ワンドのペイジが出たときはよい知らせが来たり連絡がマメな自分よりも年下の男性が影響を与えてくれることも示唆しています。
逆位置では、悪い知らせが届いたり、未熟さが前面に表れたり、反抗的な態度に見えていることもあるかもしれません。自分のモチベーションが下がっていないか?改めて考える必要があるかもしれません。
ワンドのナイトの解釈
理想に向かう・行動的
暴走的・持続力がない
今にも駆け出しそうな馬に乗った情熱に満ち溢れた青年。アクティブさは№1です。理想に向かって挑戦していく力があります。行動が大胆なので、すごい勢いで急接近してくるかもしれません。ただ勢いだけいいので、持続力はいまいち…。急に寄ってきてもさーっと引いてしまう時が来るかも。
逆位置では、持続力のなさが際立ちます。恋愛でいうとその時だけの関係を表すこともあります。また口論や喧嘩などのトラブルに巻き込まれる可能性も示唆しています。
ワンドのクイーンの解釈
魅力的・明るい
嫉妬心・誤解される
自信に満ち溢れた女性が堂々と椅子に座っています。その姿は男性顔負けと言わんばかり。ワンドのクイーンは自信に満ち溢れ、とても魅力的です。ワンドのクイーンが出たときは相手に魅力的な女性と思われているか、そのような女性に出会うことを示唆しています。
逆位置では、自分の自信が喪失していたり、自分ではよいと思っていても、周囲からはわがままに思われている可能性も…。もう一度周囲をよく見渡してみるとよさそうです。
ワンドのキングの解釈
リーダーシップ・カリスマ性
無謀なリスク・意思が強すぎる
ワンドもキングも火のエレメントを表しており、情熱に満ち溢れているキング。王様の足元にいるトカゲも情熱とパワーを表しています。リーダーシップがあり、カリスマ性も秘めています。恋愛面ではシャイな部分が際立つかもしれません。
逆位置では、意思の強さが災いして批判を浴びることや、早く行動したい気持ちが溢れてしまい大きなリスクを取って失敗してしまう可能性も示唆しています。焦りは禁物です!
小アルカナ【ソード】14枚のカードの意味と解釈ポイント
エレメント:風
テーマ:思考、知識、情報、困難
ソードは風のエレメントを司ります。テーマは情報や思考。ソードは剣なので、傷つけることもできるし自分が傷つくこともあります。肉体的な傷って日常生活においてつくことは中々ありませんよね。ソードは風のエレメント。情報や言葉によって傷がつくことを示唆するカードでもあります。
では、各カードごとの解説をしていきますね。
ソードのAの解釈
決断する・これまでとは違うスタート
強引さ・決心が揺らぐ
A(エース)のカードは始まりのカードですが、とにかく始めるという感じよりは、必要なことだけを見極めて始めるというような決断のカード。その決断は揺るぎないものです。
逆位置では、自分の強引さが際立ってしまったり、一旦決めたことでも、「やっぱりどうしよう…」と決断が揺らいでしまうかもしれません。無理に考えずに冷静になることが大事。考える力はもうすでに手にしていますよ。
ソードの2の解釈
一時的な停止・決断のための深い悩み
不調和・問題の再浮上
目隠しをして椅子に佇む女性がソードを胸の前でクロスさせています。空には月がありどこか不安げ。ソードの2は何かを決断するために深く考えていることがわかります。もしかしたらまわりの様子をうかがっているのかもしれません。無理に決断することがいい訳ではありません。しっかりと考える時間を取ることを表しています。
逆位置では、いままで避けてきた問題が再浮上するかも。いまは決断できなくてもいずれは決断しなければなりません。現実逃避はやめましょう。
ソードの3の解釈
傷心・ショッキングな出来事
傷からの回復・傷を受け入れられない
ソードの3はハートに剣が3本刺さっている絵的にも伝わりやすいほどショッキングな絵となっています。絵を見ての如く心に傷や、ショッキングな出来事を表しています。場合によっては、破局、離別を表すカードとなります。
逆位置では、傷が少しずつ回復してきている状態を指すこともありますが、正位置が過剰に出ていると判断した場合は、ショッキングな出来事を受け止められずに、傷が長引くことを示唆します。傷つくような問題をどう受け取り解釈するかで、傷の深さも変わる。そんなことを教えてくれてるようです。
ソードの4の解釈
休息と回復・エネルギー補充
眠りから覚める・行動開始
ソードの4も絵から見ても伝わるカードですね。騎士が横たわっています。これは、倒れている訳ではなく休んでいます。ソードの4が出たときは、何か行き詰っていたり、気持ちが落ち込んでいるときなど「休んでいいんだよ」と教えてくれるカード。わたしたちは平穏な毎日を送っているつもりでも、目まぐるしい変化に疲れを感じています。休息は大切です。
逆位置では、眠りから覚めてまた考えたり、動き出したい衝動になります。ただし、寝すぎは厳禁。動き出しが鈍くなりチャンスを逃してしまうかも。休む時は休む。動くときは動くでメリハリが大切です!
ソードの5の解釈
混乱する・傷のつけ合い
傷がつく・敗北
戦いに挑みます。剣を持った男性はどこかほくそ笑んでいるようにも見えます。ソードは知識や言葉がテーマ。実際の戦いは口論や論争になることもあります。「言葉は刃物なんだ。使い方を間違えると厄介な凶器になる」私の大好きなアニメで印象深い言葉を思い出すカード。
逆位置でも傷のつけ合いという点では変わりません。口論への勝利や傷をつけてしまうのが正位置で敗北や傷をつけられてるのが逆位置です。いずれにせよ、傷つけるような言葉を言ってないか?ということを改めて意識すべきカードです。
ソードの6の解釈
協力者が現れる・環境が変わる
抜け出せない・堂々巡り
身を隠しながら船に乗る親子と、それを手助けするかのように船を出す男性。ソードの6には、協力者が現れる事や、環境を変えることで、苦しい状況から解放されることを表しています。旅立ちや引っ越しを表すことも。
逆位置では、船をだしても進めないように、同じ場所から抜け出せないことや、先に進むことが出来ないことを表します。予期せぬ事態を示唆するケースもあります。
ソードの7の解釈
戦略をたてる・ずる賢い
不正・裏切り・騙す
戦いに出ましたが、ソードの5の戦いと違う点は、ソードという武器をこっそりと盗んで相手の武器の量を減らすこと。そのことに相手は気が付いていないみたい…。ソードの7は戦略的を練りながら誰もキス付けない選択をします。
逆位置では、その戦略性が悪事として見えてしまいます。そしてその攻撃は失敗して終わってしまいます。悪事は働かずに出来るだけ安全な方法を選びましょう。
ソードの8の解釈
八方塞がり・縛られる
縛りからの解放・制限がなくなる
ソードに遮られ、縛り付けられている女性。ただ、足元は縛られていないためいつでも動けるはず…。また8という数字には八方塞がりを表すこともあります。誰かに助けてほしいという思いも持っていそう。ソードの8が出たときは何か縛られているものがありそうです。
逆位置では、その制限や束縛から解放されることを表しています。あなたはいまどんなルールに縛られていますか?改めて考えみる必要がありそうです。
ソードの9の解釈
眠れないほどの悩み・絶望
訳のある恐れ・少しずつ落ち着く
顔を抑えてベットから起き上がる女性。悩みすぎて眠れていないよう…。まさにストレスフルな状態です。あなたはその悩みに気付いてますか?その原因はなんですか?思った以上に自分を責めすぎていないか改めて考え直してみるタイミングかもしれません。
逆位置では、ストレスの原因に気付いていたり、その状態からなんとかワンステップあがれる状態になりそう。失望はつらいものですが、冷静にみることも大切です。
ソードの10の解釈
破滅・限界・やることはやった
希望はある・新たな展開
剣に刺され倒れている男性。ソードは思考や情報がキーワードですから情報の多さに耐え切れなくなったのかもしれません。絵の状況をみても決していい状況ではないですよね。正位置では最悪な状況を表したり、出来る事はやってみたけど失望を表すこともあります。
逆位置では、奥から太陽の光が出てきているようにいい兆しが見えていることを示します。あなたの手放すべきものを手放し新たな道を進むべきだと教えてくれています。
ソードのペイジの解釈
警戒心・何かを探る
うっかりミス・考えが浅い
ソードを持った少年は、後ろを向きながら進んでいきます。相当な警戒心を持っていそう。ソードのペイジには、警戒心が強く探りながら前に進んでいきます。恋愛面でいうと相手がどんな出方をするのか模索しているような心理になっていることも。
逆位置では、警戒心を持っているわりに、甘さが際立つかも…。または、秘密主義が過ぎて何を考えているかわからないと思われている可能性も…。実際のところは何も考えていなかったなんてこともあるかもしれませんね。
ソードのナイトの解釈
無駄のない動き・勇敢
暴走する・挑発的
ソードを振りかざし、目的に向かって走る馬と騎士に迷いや不安はなさそう。どの選択をすれば最短で目標に届くのかを知っているようです。合理的な判断が出来ますが、感情より理論が先に来るので少し冷たい印象に見えるかもしれません。
逆位置では、暴走的ところがあるので、相手を振り回してしまうこともありそう。仕事が忙しいからと連絡が取りにくくなることを表すケースも。
ソードのクイーンの解釈
論理的・意思を貫く
孤独・ヒステリック
まっすぐにソードを持ち視線はぶれないクイーンは、意思の固さを物語っています。その強さはどこか近寄りがたい雰囲気も。ソードは言葉や知識の象徴。女性の言葉がきついように、ソードのクイーンはどこか厳しさを感じます。
逆位置では、さらにその強さは増加傾向に。その上独断で決めようとする傾向もあるので、孤独になってしまうことも。ソードのクイーンが出たときは、強い言葉で相手を責めていないか?傷つけていないか?を改めて思い返してみるとよいかもしれませんね。
ソードのキングの解釈
厳格・自信を持つ
自己中心的・自分の非を認めない
真正面を見て座るキングはコートカードの中でも1番影響力があるカードです。自分に絶対的自信を持っている彼は、他人にも厳しさはありますが、自分にも厳しいです。社会的立場の高い人を表すことも。
逆位置では、自分の考えは間違っていないと押し付けてしまう傾向に。自分の立場を利用してでも思い通りにしたいのかもしれません。身勝手な行動はしていませんか?時には耳が痛くても必要な意見を取り入れることも大切です。
小アルカナ【カップ】14枚のカードの意味と解釈ポイント
エレメント:水
テーマ:感情、感受性、人間関係
カップは水のエレメントを司ります。テーマは感情や人間関係。水は形の中に入ると形状や動きが変わります。変化しやすいものですよね。それは、人間の感情と同じです。カップの物語は、愛を得て、たくさんの感情を味わい成長していく物語です。
では、各カードごとの解説をしていきますね。
カップのA(エース)の解釈
愛が芽生える・精神が落ち着く
不安な気持ち・安定しない
カップから湧き出る水は、感情が溢れているサイン。溢れ出す感情があなたを満たしています。カップのAは愛が芽生えたり、精神面の落ち着きを表します。
逆位置では、なかなかスタートすることが出来ずに、不安な気持ちになってしまうことを表します。または、不安な気持ちから本来の自分を見せる事が出来ないこともあります。
カップの2の解釈
相思相愛・思いが通じ合う
不信感・思いが伝わらない
男女がカップを差し出しています。二人の関係はまさに相思相愛。なんだか相合傘でもしているかのよう。カップの2はお互いの想いが通じ合うカードとなります。場所でいうと静かなレストランでお食事しているかのようなイメージでしょうか。
逆位置では、不信感が目に留まるようになるかもしれません。相手の嫌な面を見てしまって、一度は好きと思った人も冷めてしまう瞬間が来るかもしれません。
カップの3の解釈
仲間と楽しむ・絆が深まる
人間関係のトラブル・三角関係
3人の女性が乾杯しています。まるで女子会をしているかのような光景です。カップの3には、友達や仲間と協力しながら進めていくことでの成功を表しています。友達の協力が必要になるケースもありそう。相手の気持ちでこのカードが出たときは、友達関係だと思っていて恋愛感情には至っていない場合も。
逆位置では、友達から抜け出せずにモヤモヤしてしまいそう。場合によっては、友達の中にライバルがいたり、同じ人を好きな人がいる可能性もあります。
カップの4の解釈
悩んでしまう・安定を求めすぎ
悩みからの解放・解決策を見つける
木の前に座りうつむく男性は何か悩んでいるみたい。目の前にあるカップにすら気が付いていない彼は脳内停止状態かもしれません。4には安定を表す為、安定した関係を求めすぎてしまっているのかもしれません。
逆位置では悩みに気付くことが出来そう。どうすれば状況が変わっていくのかも時期に理解できるようになりそうですよ。
カップの5の解釈
喪失する・苦しい状況
可能性を見つける・苦しいところから抜け出す
黒いマントで身を包み倒れたカップを見ている男性は喪失感が漂っています。男性が見ているカップは倒れているほうだけ…。後ろにあるカップには気が付いていないみたい…。カップの5は何かを失い落ち込んでいる状態を表しています。喪失感から抜け出せるはずなのにその可能性に気が付いていません。
逆位置では、喪失感から抜け出す可能性に気が付きます。この辛い状況から得たものを糧に前を向いていけると教えてくれます。
カップの6の解釈
過去を思い出す・過去からヒントを得る
過去にすがる・過去よりも未来を見る
花を目の前にし喜ぶ子供たちは、まるで自分の幼い頃を思い出すかのよう。カップの6には過去を思い出したり、過去からヒントを得ることを表しています。あなたの過去がいまのあなたにヒントをくれるかもしれません。
逆位置では、その過去に縛られている暗示が。過去は大切な思い出ですがいつまでも引きづってはいけません。過去より未来に目を向けることが大事と教えてくれています。
カップの7の解釈
迷ってしまう・妄想
我に返る・目標を定める
たたずむ人の目の前には宝物や自分の幻影が…この世界は現実ではないみたいです。カップの7には、妄想の世界に入ってしまうことや、選択肢が多く悩んでしまうことを表します。あなたの夢は現実的ですか?と問われているかのようです。
逆位置では、夢から覚める事が出来そう。現実をみて目標を設定することが出来そうですよ。
カップの8の解釈
悩みながら前に進む・ひとつに絞られる
再スタートをきる・仲直り
カップを背に暗い夜道を歩く男性。険しい山に向かって進んでいく決意が。心の中には不安な気持ちもあるでしょう。その不安を月が語っているようです。カップの7での複数の選択肢から的を絞り、新しくスタートすることを表しています。
逆位置では、新しい道を行くのではなく、もう一度挑戦します。過去の経験をヒントに進んでいきます。片想いから進んできた道が終わりを告げたら、今度は復縁という新しいゴールを見て、過去の経験から原因を探っていくようなイメージです。
カップの9の解釈
願いが叶う・心が満たされる
想像とは違う満足・欲に支配される
カップが並んだ台を背に座っている男性は、とても満足そうな顔をしています。カップの9はWishカードと言われ、願いが叶うカードとも言われています。あなたの願いや願望はもうそこまで近づいていそうです。
逆位置では、達成したはずなのにも関わらず、どこか満足できない結果になってしまったり、いまの幸せにあぐらをかいてしまって大切なものを失いかけている状態かもしれません。
カップの10の解釈
平穏な幸せ・心が安らぐ
退屈な日々・ないものねだり
愛や感情を表すカップが虹となっています。その下には幸せそうな家族の姿が。カップの10は穏やかな幸せを表しています。自分のそばに大切な人がいることがあたり前だと思っていませんか?その幸せを実感できるようになるかもしれません。
逆位置では、そのあたり前の幸せに物足りなさを感じてしまうかもしれません。ないものねだりで欲が出てしまうケースも。いまこの瞬間の幸せを大切にすることが大切です。
カップのペイジの解釈
感受性の豊かさ・ピュア
感情が不安定・甘えが出る
カップから出てくる魚を微笑みながらみている少年。それは感受性の豊かさを表しているよう。カップのペイジは感受性の豊かさを表したり、アイデアがたくさん出てくることを表します。子どもの想像力にいつも驚かされていますが、まさに子供だからこその感受性を表しているようです。
逆位置では、感受性が溢れすぎるあまりにネガティブな感情も生まれてきます。そのため感情も不安定に思いやる気持ちがなくなってしまったり、甘えることばかり考えるなど、未熟さが悪い方向に…。気持ちが不安定になる原因を探してみましょう。
カップのナイトの解釈
ロマンチスト・優しさ
翻弄される・流される
白馬に乗った落ち着いた青年はまさに白馬の王子様。物語に出てくるように彼は優しくロマンチスト。カップのナイトが出たときは白馬の王子様のような方との出会いや、優しさに包まれるような状況を表します。
逆位置では、意思がはっきりせずの翻弄されてしまう暗示が…。自分の軸がしっかりしておらず流されやすくなっていることも表します。望まない関係ならきっぱり断ることも大切です。
カップのクイーンの解釈
慈悲・寄り添う
人に引きずられる・傷つきやすい
豪華なカップを見つめる女性。海と一体化しそうなドレスを身にまとったクイーンは何事も受け入れることが出来ます。優しさの表れです。自分よりも他人に重きをを置いて、相手を理解しようとする力や、本心を受け取ろうとする力が発揮される時です。
逆位置では、受け取る力が強すぎてしまって自分の感情をないがしろにしてしまうかもしれません。そのせいで自分が傷ついてしまう可能性も。自分の軸はしっかり持った上で話を聞くことが大切です。
カップのキングの解釈
義理人情に厚い・愛情深い
一貫性がない・感情に振り回される
カップを持った王が穏やかな表情をしています。王座は海に囲まれ、海の動きを楽しんでいる様子。カップのキングはどんな子どもでも受け入れるお父さんのような存在かもしれません。懐が深く、どんなことでも一緒に楽しめる。温厚な男性との出会いを表すことも。
逆位置では、優しくすぎてなんでも受け入れすぎてしまって、自分で感情に振り回されてしまうことを表しています。他人への優しさだけでなく自分も甘やかしてしまう傾向もあります。
小アルカナ【ペンタクル】14枚のカードの意味と解釈ポイント
エレメント:地
テーマ:物質的な側面、お金、健康
ペンタクルは地のエレメントを司ります。テーマはお金や健康などの物質的なもの。現実に存在するものを表していて、日常を支えています。お金や健康はすぐに手に入るものではありません。ペンタクルが出たときは地道な努力が必要なことを教えてくれています。協力、挫折、努力があって富を手に入れることが出来るという物語です。
では、各カードごとの解説をしていきますね。
ペンタクルのA(エース)の解釈
努力して手に入れる・一歩を踏みだす
前に進めない・利益優先
A(エース)は始まりのカードではありますが、ペンタクルのAはもうすでに努力して手に入れたものがあります。そこから更なる発展のために、努力をしていきます。あなたが受け取ったものをこれからどうしていきたいですか?そのために一歩踏み出していけそうです。
逆位置では、手に入れたものがあるはずなのに踏み出すことが出来ずに止まってしまうかもしれません。また、方向を間違えたり手に入れたものが思ったよりも少ない可能性も。現実可能なところから始めてみてください。
ペンタクルの2の解釈
器用・適応力・バランスがいい
柔軟性に欠ける・いい加減な対応
陽気な人物が器用にペンタクルを回しています。2には2つの選択肢などを表すことがありますから、例えば仕事や恋愛を両方こなすなど、器用に対応できます。ただし、2人を天秤にかけている可能性も…。それだけの器用さを表しています。
逆位置では、変化に対応できずにバランスが崩れてしまったり、いい加減な対応しかできずにまわりを困らせてしまうこともあります。真剣な対応を求められる場合もあります。
ペンタクルの3の解釈
協力関係・努力が評価される
評価されない・実力不足
3人が集まり何かを相談しているようです。3人集まれば文殊の知恵というように協力することで成功できることを表します。カップの3が女子会やお友達からの縁だとすると、ペンタクルの3は仕事仲間や趣味から出会った仲間などのご縁があるケースも。
逆位置だと、周囲から評価されないことを表します。自分はいいと思っていても周囲から反対されてしまう可能性もありそうです。また自分の実力が伴わないこともあります。いずれにせよもう少し努力が必要かもしれません。
ペンタクルの4の解釈
執着している・安定を求める
支配したい・執着心が薄まる
ペンタクルを抱きかかえ足元でも抑える人物。一定の金貨を手にした彼は意地でも手放したくないみたい…。ペンタクルの4は執着を表します。余計な変化を求める気はなさそうです。このカードが出たら何か執着していることがあるのかも。
逆位置でも基本的には執着の姿勢はあまり変わらないと判断しています。変わるとするならば、執着をこえて支配したいと考えてしまうかもしれません。ただし、薄まる可能性もありそう。手の内に入れておくことが全てではないかもしれません。
ペンタクルの5の解釈
行き詰まり・絶望
救いに気付く・希望を見出す
ボロボロの服を着る女性に、松葉杖の男性。ふたりから見えるのは絶望感です。協会の明かりはついてるはずなのに気付いていないようです。ペンタクルの5は行き詰まりや絶望を表しています。追い込まれている状況ではありますが、正位置では救いに気付かずにボロボロのままになってしまいそう…。「どうせうまくいかない…」と嘆き続けてしまうかも。
逆位置では、この教会の明かりに気付くように、救いに気付く予感。奇跡が起きたり状況がよくなっていくことを表します。
ペンタクルの6の解釈
ギブ&テイク・対等に接する
見返りを求めすぎる・バランスが崩れる
赤い服を着た人物が、お金を分け与えています。たくさんもらった分、わけているみたい。ペンタクルの6は見返りを求めることなく奉仕が出来る状態を表しているので、心にも余裕があります。そして与えることが出来る分、相手が待っている可能性も。
逆位置では、見返りを求めすぎてしまったり、片方だけが愛情を送りすぎているということもあります。見せかけの善意はいずれボロがでてしまうかもしれません。
ペンタクルの7の解釈
見直しが必要・成果が出る
方向を変える・工夫が足りない
実りのあるペンタクルがあるので育てる事には成功したようですが、それを見ている人物はなぜか不満げな顔をしています。ペンタクルの7は努力して出した結果を表しています。どこか不満気なのは、もっといい収穫が出来ると思っていたから。やり方を変える努力が必要なことを教えてくれています。
逆位置では、もっと成果を出すためにはどう工夫すればいいのかを考える必要がありそうです。まだ不満が残っていますから、これから先もっと成長するために新しいやり方で挑戦してみるものよさそうですよ!
ペンタクルの8の解釈
コツコツ頑張る・集中する
集中できない・手を抜く
職人がコツコツとペンタクルを制作しています。
ペンタクルの9の解釈
努力して手に入れる・人からの引き立てがある
努力を怠る・信用を無くす
ペンタクルに囲まれた気高そうな女性の姿。知恵と努力で物質的な豊かさを手に入れたようです。ペンタクル9は、努力して富を得ることが出来ます。人からの引き立てもあってのことかもしれませんが、それはいままであなたがしてきた努力の証です。
逆位置では、努力を怠ってしまっているかもしれません。お金に関することでいうとお金が入ってくるがゆえに無駄使いをあらわすことも。あなた自身が自分をよく魅せようとしてしまうところがあるかもしれません。
ペンタクルの10の解釈
さらなる豊かさ・家族的関係
家族からの反対・金銭的不安
裕福そうに暮らす家族の姿が映し出されています。そこには、老人や犬の姿も。カップの10にも家族が描かれていましたが、カップの10は精神的な幸福に対して、ペンタクルの10は裕福さを表していて、その裕福さはこれからも受け継がれていきます。豊かに過ごすことがこれからも続いていくことを表します。
逆位置では、争いが生じる可能性を表します。家族から反対を受けたり何かしらの障害を家族がもたらす可能性も。富を期待した故に不仲になってしまうケースもあるかもしれません。
ペンタクルのペイジの解釈
努力して手に入れる・マイペース
努力が足りない・時間の無駄使い
大事そうにペンタクルを抱える少年。少年は着実にスキルを磨いていきます。ペンタクルのペイジは努力や堅実性を表しています。早く技術を磨くことはできないかもしれませんが、時間をかけることで着実に成長していきます。
逆位置では、時間をかけすぎてしまって時間が無駄になってしまうかも。または時間や労力を惜しんだ結果中途半端になってしまうかもしれません。あなたにとって必要な経験は時間をかけることが大切なようです。
ペンタクルのナイトの解釈
地道な努力・信頼
慎重すぎる・保守的
馬にまたがりペンタクルを持つ彼は、まっすぐ見つめています。これから進む道を考えているのかも。ペンタクルのナイトは急がずに着実に前に進んでいくカードです。石橋を叩きながら渡るタイプ。鎧を付けているので敵に襲われも最小限のダメージで収まるよう準備は欠かしません
逆位置では、準備に時間がかかりすぎて全く前に進まない可能性も。準備は大切ですが、勇気をだして挑戦する力も必要です。
ペンタクルのクイーンの解釈
寛容さ・現実的
甘やかし・こだわりすぎる
大切そうにペンタクルを見つめるクイーンの姿。まるで子供を大切に見つめる母親のようです。ペンタクルのクイーンはまさに母親のような存在。包容力や寛容さを表します。ただし、そこにはしっかりとした現実を見る目も持っています。すべてを受け入れるわけではなく、現実的の厳しさも教えてくれます。
逆位置では、寛容さが大きく出てしまう傾向があります。相手を甘やかした結果、楽な方に流れてしまったり、自分の考えばかりを押し付けてしまうことも。優しさだけでなく厳しさも時には必要です。
ペンタクルのキングの解釈
貢献する・経済的豊かさ
自分の力を活かせない・頑固
植物に囲まれどっしりと王座に座っています。キングの中で誰よりも派手に見えるのはそれだけの富を手に入れた証。この手に入れた富を使い貢献していきたいと考えています。ペンタクルのキングは、知識や経験お金を誰かの為に使うことが出来る立場の人を表す場合もあります。
逆位置では、その力を使うことが出来ません。もしかすると既にこのような男性に会っていても恐れ多くて釣り合わないと思ってしまう場合もありそう。
まとめ
小アルカナ56枚について解説してきました。
小アルカナは、日常の問題、感情、人間関係、物質的な側面など、特定的なテーマ表現することに使われます。枚数は56枚と多いですが、日常的なものも多いのでストーリーで覚えたり、コートカードだと身近な人に置き換えてみてもOK!メッセージが入りやすくなりますよ♬
意味やキーワードを解説しましたので、ご自身でどの言葉がしっくりくるのか?メッセージを受け取ってくださいね。
わたしが最初にタロットと出会ったときに、読んだ本を紹介しますね。タロット覚えてみたいけど、カードの数が多すぎて調べたけどわからない…と思ったときに読んだのですが、大アルカナの性質が物語でのっていて、おもしろい本でした。大アルカナの順番がわからない…。などの初歩的なこともストーリーとして覚えるにはちょうどよい本なので、ぜひご覧になってみてください。
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