こんにちは☆羽瑠です(*^^*)
四柱推命では、干支歴で八字のバランスをみながら、どんな性格か?コアな本質は何か?を読み解いていきます。
今回は、四柱推命の日干が丙(ひのえ)の方の性格を解説します。
丙(ひのえ)の性格や特徴以外にも、十二支との組み合わせによる性格や、他の干支についても詳しく解説します。
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丙(ひのえ)とは?
丙(ひのえ)は、十干の中のひとつで火の五行の陽タイプに属します。
十干とは、
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
という、10の要素から成り立つ集合体を十干といいます。四柱推命の根底は陰陽五行説です。
十干と陰陽五行の関係はこちら☟
十干すべてのイメージが知りたい方はこちらをご覧ください。
丙(ひのえ)の性格・特徴を知ろう!
丙(ひのえ)は火の五行の陽タイプ。自然界のものに置き換えると、太陽となります。太陽は五行の中でも唯一無二の存在。光輝くように明るいです。ただし、雲に隠れてしまうように気分屋な一面もあります。
とにかく明るい
日干が丙(ひのえ)の人は、明るく陽気な人が多いです。丙(ひのえ)が近くにいるだけで周囲の人を元気にしてくれる。そう思う方も少なくないのではないでしょうか。
ただ、丙(ひのえ)の明るさは周囲から見た姿。太陽が陰に隠れるようにひとりになると暗く落ち込むこともありそう。丙(ひのえ)はたくさん明かるさを出してくれる分、陰の面も深さがあります。その部分が悪いと思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。陽があれば陰の部分があるのはどの日干でも同じですよ。
裏表がない
丙(ひのえ)は裏表がなくさっぱりした性格。自分の感情を抑えるということも苦手なので思ったことをそのまま口にしてしまいます。そのせいで、敵を作っていることもあるかもしれません。
隠し事も苦手なので、気付いたら口から出てしまっていた!なんてこともあるかもしれません。とてもわかりやすい部分が好印象に見えることもありそうですね。
気分にムラがある
太陽が出たり雲に隠れたりするように、丙(ひのえ)は気分にムラが出やすいのも特徴です。感情にコンディションによって一喜一憂するので、情が深い時もあれば、急に威張るときもあるかもしれません。
とは、いえ太陽と同じように雲に隠れている状態がずっと続くと、丙(ひのえ)のよさは発揮されません。目立つ存在になって開運していきましょう!
【日干】丙(ひのえ)×十二支|六十干支から見る性格
丙(ひのえ)が太陽で、太陽のような特性を持っていることがわかりましたが、同じ丙(ひのえ)でも十二支がつくことにより季節が異なります。
同じ太陽でも季節が変われば、日照時間も異なりますし、十二支は時刻を表すこともありますから同じ太陽でも時間が違えば見える景色もかわりますよね。
そのように、十二支がつくことによりさらに深い本質がわかります。
丙(ひのえ)と十二支の組み合わせは全部で6種類あります。
- 丙子(ひのえね)
- 丙寅(ひのえとら)
- 丙辰(ひのえたつ)
- 丙午(ひのえうま)
- 丙申(ひのえさる)
- 丙戌(ひのえいぬ)
それでは詳しく解説していきます。
丙子(ひのえね)の特性
真冬の海を照らす太陽
丙子(ひのえね)は真冬の冷たい海を照らす太陽のイメージです。
丙子(ひのえね)を日柱に持つ人は、素直で純粋です。自分から目立とうとしなくても目立ってしまいそう。それでも謙虚な姿勢は崩さずに親しみやすい人です。天真爛漫なところもあります。
真冬の海を照らしてくれる太陽と同じように、周囲の人のために社会貢献していきたいと思うタイプ。とても真面目な性格です。あくまでも自分が出来る範囲の中で役割を果たそうとします。日照時間が少ないことを理解してその上で自分が出来る範囲のことをこなしたいと思う、冬の太陽の強みですね。
恋愛面では、ピュアで素直ですが、感情に左右されやすい傾向があります。一旦落ち込むとそこから起き上がることが出来ません。感情に左右されずに粘り強く恋愛していきましょう!
丙寅(ひのえとら)の特性
新緑を照らす春の太陽
丙寅(ひのえとら)を持つ人は、新緑を照らす春の太陽となります。
丙寅(ひのえとら)を日柱に持つ人は、社交性があり開放的な人です。誰とでもまっすぐに子供のような無邪気さをもっています。愛されキャラな人が多いです。楽観的で直球勝負。好奇心旺盛で子供がそのまま大きくなったような感覚に近いかもしれません。
パワフルで行動力があるのも丙寅(ひのえとら)の特徴です。とにかく何でも挑戦してみてその中で打ち込めるものを見つけ、長く継続していくことが出来ます。非常にパワフルで豪快な印象を与えるのではないでしょうか。
恋愛面では、さばさばしていて、とにかく尽くします。ただそそっかしいので相手の話を全て聞く前に行動してしまうところもあるため、行き違いが起きる傾向も…。相手の話をよく聞いて落ち着きましょう。
丙辰(ひのえたつ)の特性
山からのぼる春の朝日
丙辰(ひのえたつ)は春の太陽となります。朝日が山から顔を出しまぶしく照らしてくれるイメージです。
丙辰(ひのえたつ)を日柱に持つ人は、これから明るさを増す太陽のように、明るくきれいな心を持っています。いつまでも子どもここrを忘れないタイプ。優しさと思いやりで周囲に人が集まってきます。
長期的な見通しよりもいまを楽しむタイプ。とても前向きで自由気ままを愛します。そのため気まぐれな面がありそうです。
恋愛面では、飽きっぽく冷めやすいところがありそうです。いまを楽しみたい気持ちが強くあるので楽しむための努力は必須となりそうです。
丙午(ひのえうま)の特性
輝く真夏の太陽
丙午(ひのえうま)は真夏に輝く太陽となります。日照時間としても一番長くいる太陽のイメージです。
丙午(ひのえうま)を日柱に持つ人は、人を惹きつける魅力があります。まさに目立つタイプ。そして包容力も持ち合わせていますから、自分から進んで集めなくても人が集まってきます。周囲からの相談も快く乗るので信頼も厚い人です。
ただし、周囲にエネルギーを使う分、ひとりの時間に暗くなったり、急にネガティブな気持ちになることもあります。
恋愛面では、基本的にはマイペースですが、エネルギーも持ち合わせています。気が短いところもあるので、出来るだけ相手の気持ちを考えてみるとよさそうです。
丙申(ひのえさる)の特性
岩場を照らす秋の太陽
丙申(ひのえさる)は水場を照らす秋の太陽です。秋の日差しで水場の岩を温めてくれるイメージとなります。
丙申(ひのえさる)を日柱に持つ人は、楽天的で小さいことを気にしないタイプとなります。申を持つ人は柔軟性をもつ人が多く、人の輪に違和感なく飛び込んで、周囲の人と仲良く出来る器用な人です。
とはいえ太陽なので、内面には厚い情熱を秘めていて、行動力もあり負けず嫌いで努力家なのが丙申(ひのえさる)の人。結果ばかりにこだわると孤立しやすくなるので注意が必要です。
恋愛面では、気が変わりやすくみえがちですが、独占欲は強め。恋愛において思い悩む傾向がありそうです。守りより攻めの姿勢が大事になりそうです。
丙戌(ひのえいぬ)の特性
山に沈む秋の夕日
丙戌(ひのえいぬ)は秋の夕日となります。空は赤に染まり山に沈んでいくイメージです。
丙戌(ひのえいぬ)を日柱に持つ人は、夕日のようにどこか孤独感があります。本来は、あまり人付き合いが得意ではありませんが、周囲には温和に接します。争いごとは苦手で、円満な人間関係を保とうとしますが、たまに負けず嫌いな面を出すこともありビックリされる!なんてこともありそうです。
明るい時もあれば暗い時もあり、感情の変化の幅が大きいですが、基本は素直で純粋な性格をしています。
恋愛面では、のんびりおっとりのいまを楽しむタイプです。今を楽しみすぎて計画性に乏しいところがあるので、計画性をもってみましょう!
丙(ひのえ)から見る他の干との相性は?
恋愛でも、お仕事でもそうですが、相性って気になりますよね。
『気になるあの人との相性は?』『苦手なあの人とはどんな組み合わせなんだろう…?』
そう考えたことがある方はたくさんいることと思います。四柱推命では日干同士で相性を見る事が出来ます。丙(ひのえ)と他の干の相性を見ていきましょう。
甲(きのえ)との相性
太陽×木の関係です。木は太陽の力がないと成長できないように、甲(きのえ)と丙(ひのえ)の関係はとても良好です。
ただし、太陽の力が強く出てしまうと、枯れてしまったり、枝が伸びすぎてしまうなどもあります。また丙(ひのえ)が自由になりすぎてしまいわがままになることも。
親しき中にも礼儀ありで、どちらかが強くでてしまうことがないようバランスを保つことが重要です。
乙(きのと)との相性
太陽×草花の関係です。草花にとって太陽はなければならない存在です。なので、丙(ひのえ)の助けによって乙(きのと)はパワーを発揮することが出来ます。そして乙(きのと)も癒しがあるので、丙(ひのえ)を癒してくれるいい相性です。
ただ、太陽が続くと草花が枯れてしまうように、丙(ひのえ)が乙(きのと)を傷つけてしまう可能性もありますから、距離感やペースを大切にしてみましょう。
丙(ひのえ)との相性
太陽×太陽の関係です。同じ太陽同士なので、友達や兄弟などに近い存在。エネルギッシュで明るいタイプなので一緒にいるととても楽しく盛り上がります。ただし、その分お金の使い方も荒い傾向がありそうです。
また、同じエネルギー同士なので、ぶつかり合うととても激しいです。なのに次の日になるとケロッとしているところも。同じ丙(ひのえ)同士でも得意不得意はありますからじょうずに補いながらお互いを尊重していきましょう。
丁(ひのと)との相性
太陽×蝋燭の火の関係です。同じ火の五行同士ですが、性格は大きく異なります。ただ、火という部分では同じですから気になる存在。
昼間は太陽の光で蝋燭の火は照らすことがなくても夜は太陽がないので蝋燭が必要となりますから、互いに必要な相手となります。同じ火の五行でも違いますからお互いを尊重することでいい関係を作ることが出来ます。
戊(つちのえ)との相性
太陽と山の関係です。山が太陽を照らしてくれるように、丙(ひのえ)が戊(つちのえ)のよい面を引き出してくれます。自分から魅力を発揮することが苦手な戊(つちのえ)にとって丙(ひのえ)はお母さんのような存在かもしれません。
ただし、戊(つちのえ)の力が強く出ると、融通の利かない戊(つちのえ)に不満を感じてしまうかも。よさを引き立たせてくれる丙(ひのえ)に感謝して、丙(ひのえ)も甘やかさないように注意しましょう。
己(つちのと)との相性
太陽と田畑の関係です。田畑は太陽に光をもらい成長します。丙(ひのえ)は己(つちのと)に惜しみなく光を与えてくれます。己(つちのと)にとっても丙(ひのえ)は大切な存在です。
丙(ひのえ)の力が強すぎると、土が乾燥してパサパサになって力がなくなってしまいます。エネルギーが多い分力の加減を間違えると一緒にいて苦痛になってしまうかも。パワーバランスが大切な相性です。
庚(かのえ)との相性
太陽×斧や刀との関係です。楽観的でパワフルな丙(ひのえ)と鋭い庚(かのえ)は性格が考え方が違うので、刺激的な相性となりそうです。お互いに何かしら得るものがありそうです。
ですが、丙(ひのえ)が強く出てしまうと庚(かのえ)が強引さを感じて、ストレスに感じてしまうかもしれません。適度な距離感を保つことが良好な関係を気付けるカギとなります。
辛(かのと)との相性
太陽と宝石との関係です。太陽の光で宝石は輝くことが出来ます。辛(かのと)のよさを引き立たせてくれます。干合の関係でもあるので、相性はよいでしょう。
丙(ひのえ)が辛(かのと)を引き立たせてくれますが、プライドの高い辛(かのと)に感謝の気持ちが足り巻くなってしまうかもしれません。辛(かのと)も丙(ひのえ)から見えない束縛を受けるかも…。お互いが感謝の気持ちを忘れずに接することでさらに良好な関係が築けるでしょう。
壬(みずのえ)との相性
太陽と海や川の関係です。海に輝きをくれるのは太陽の光だけ。また太陽が照り返りできれいに見えるのも壬(みずのえ)だけですから、スケールの大きいふたりは気が合うでしょう。お互いが認め合い大事にします。魅力を最大限に引き出すこともできるでしょう。
エネルギッシュな丙(ひのえ)と冷たさのある壬(みずのえ)でタイプが真逆なので、お互いのないところをいかに受け入れられるかがポイントになりそうです。
癸(みずのと)との相性
太陽と雨の関係です。太陽にとって雨や雨雲は、自分の光を発することの出来ない唯一の相手なので、相性はいいとは言えません。癸(みずのと)も雨が降っても太陽の力ではすぐに乾いてしまいます。お互いのよさを潰してしまう相手というところでしょうか。
いい関係を作り上げるには中々難しいかもしれませんが、近すぎず遠すぎずの関係がベストかもしれません。
まとめ
丙(ひのえ)は、太陽のイメージでそこから想像していくだけでも、自分自身にあてはめていくと『意外と太陽っぽいかも!』ってイメージ出来ますよね。丙(ひのえ)は目立つことで開運していきますよ。
また、十二支との組み合わせによってイメージも異なるのでさらにコアな自分に気付くことも出来ますよ。
丙(ひのえ)のエネルギッシュさを使って、目立って開運していきましょう☆
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参考資料
今回の記事を作成するにあたり参考にした本のご紹介です。
☝わたしが鑑定をするにあたりもっとも大切にしているのは、五行のバランスです。浅野先生の四柱衰目の鑑定法を参考に鑑定を行っています。
☝日本一わかりやすい四柱推命の本と書かれていますが、結構難しいです(笑)ですが、知識が身についてくるとだんだん理解できるようになりました。
人生設計や開運ポイントなども載っているのでとても参考になる本のひとつです。
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